健康志向が高まる中、ドライフードを外に干すのではなく、買ってくるのでもなく、「自分で作る」人が増えてます。そんな時便利なのがディハイドレーター。食事にもおやつにも使えるドライフードを作ってみましょう!
ディハイドレーターとは?
食材の水分を熱風で蒸発させ、乾燥させる食品乾燥機のことをディハイドレーターと呼びます。よく家の軒先やマンションのベランダで好きな食材を天日干して、乾燥させている光景を目にしますよね。でも、天日干しや自然干しの弱点は、天候や気温に左右されやすいところ。夏は傷みやすいので冬の方がいいとか季節性もありますよね。そんな自然条件を一切無視して、室内で簡単に食品乾燥ができるのが、ディハイドレーターなのです。
ディハイドレーターを使う理由
天日干しや自然乾燥でドライフルーツ(野菜)は作れるのに、なぜわざわざディハイドレーターを使うのでしょう?先程の説明のように気温や天気に左右されやすいのが理由の1つ。さらに、手間がかからないんですよね。食材を切れば、後はディハイドレーターにお任せ。既製品ではなく、自分の好きな物をドライフードにできるのも人気の1つです。
そして、最も大事なこと。それは、安全性です。日本で天日干しをするのに適した季節は冬のみです。夏はカビが生えたり、腐ったりしやすいからです。その原因は食材から水分を抜き取る早さ。ディハイドレーターは、室内で使う機械なので、一定のスピードで季節も関係なく、安全に食品乾燥ができるのです。特にアメリカなどドライフルーツ文化が発達している国ではよくディハイドレーターが使われているようです。
ディハイドレーターで何作る?
例えばドライフルーツ。自分の好きな食材を選んで、自分で作ることができます。わざわざスーパーに買いに行く必要はありませんし、ネットで探す必要もありません。市販の物だと、製造中止になってしまうともう手に入らないですからね。自分で作れたら飽きるまで食べることができます。野菜チップスもディハイドレーターで作れます。
最近多いのは、ジャーキーを作る人。最愛のペットの食事用にジャーキーを作る人も増えています。無添加で作れますし、酵素も破壊されていないので、ペットの健康を気遣う人にとっても人気になっています。もちろん、人間用で作る人も多いですよ。
ディハイドレーター(食品乾燥機)の価格の違い
電化製品全般に言えますが、やはり価格が高い物の方が機能や仕上がりが良くなります。あまり安すぎる物は選ばない方がいいかもしれませんね。食品乾燥機で言うと、安い方が焼きムラが多かったり、乾燥するまでの時間が長かったりとストレスを感じやすくなります。アマゾンで購入する場合は、中古品を購入しないように気をつけましょう。必ず「新品」の方を選択して下さい。
人気のディハイドレーター(食品乾燥機)はどれ?
馴染みの薄いディハイドレーターなので、おすすめ商品を3点ピックアップしました。それぞれ特徴があるので、商品選びの参考にして下さい。
sedona(セドナ)ディハイドレーター/トリベスト社
食材に合わせて温度や時間を細かく設定できるのが便利。ナイトモード搭載で、ファンの音を抑える設計になっています。9段のトレーで一気に大量にドライフルーツを作れますが、その分乾燥に時間がかかるという弱点もあります。タッチパネルで見た目もいいので、日本で人気のあるタイプです。
【商品仕様】
電源:100V 50/60Hz
消費電力:600W
重量:10.6kg
本体サイズ:幅433×奥行き450×高さ350mm
トレーサイズ:幅390×奥行き320×高さ20mm
電源コード長:約1.8m
原産国:韓国
付属品:オープントレイx9枚、メッシュトレイスクリーンx9枚、トレイディバイダーx1枚、着脱式電源コードx1本
プチマレンギ TTM-435S/東明テック
3段階の保護装置付き。安全面を考慮したで日本人向けに作られている商品です。温度接待やタイマー設定などの表示がセドナと比べても断然見やすい印象です。タイマー設定を利用すれば、夜に牛乳をセットし、朝起きたら新鮮な自家製ヨーグルトの出来上がりなんてこともできます。またオプションでトレーを追加すれば、初期の6段から15段まで増設可能です。
【商品仕様】
使用電源:AC100V(50Hz/60Hz)
消費電力:530W
温度調節:35~70度。
サイズ:435X310X310mm。
重量:5700g。
トレー:6段(オプション:15段まで可能)。
nesco FD-75PR/ネスコ
パワーが圧倒的に強い食品乾燥機。ネスコはアメリカの食品乾燥機でトップシェアを持っているメーカーです。日本での購入は、説明書が英語になっている点を注意して下さい。説明書を読まなくても、商品上部に表示があるので大体わかると思います。
【商品仕様】
サイズ:約330×330×250mm
重量:約4kg
消費電力:700W
温度調整:華氏95度-160度。北米モデルですので温度表記は摂氏(センチグレード)ではなく華氏(ファーレンハイト)です。
トレイ数:5
美味しいドライフードのレシピ本も参考になります。まずは、プロの作るレシピを真似てからアレンジしていくのがベストです。
ローフードの第一人者がおくる自分で作る乾燥食品―簡単・おいしい52のレシピ
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ドライフードは健康にもいいし、朝のシリアルにドライフルーツを入れて食べるのも美味しくていいですよね。既製品を買うのもいいですが、自分で作るドライフードなら、愛着が湧いて、メニューも増やせます。他の誰も知らない美味しい発見があるかも!ホームパーティやお客さんに振る舞っても喜ばれそうですよね。毎日の食の楽しみが倍増すること間違いなし!ですね♪
MANOA
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