皆さん、こんにちは!
MANOAです。
今回は
魔法のバスマット「モイスバスマット」
を紹介しますね。
珪藻土(けいそうど)のバスマットがホームセンターやバラエティショップ、一部のドラッグストアで陳列されているのをご覧になったことがありますか?
私もバイヤー時代にこの手のバスマットを仕入れようか迷った記憶があります。結局は、ドラッグストアのバイヤーだったので、陳列する場所や関連商品との価格帯、売り場イメージを考えて断念しました。返品できなかったですし。
その当時より今はいろんな珪藻土のバスマットが出ているようですね。ご存知ない方もみえるかもしれないので、簡単におさらいしておきましょう。
珪藻土(けいそうど)バスマットとは?
珪藻土とは、大昔の植物性プランクトンの化石が堆積したものです。自発的に湿気を吸収し、放出する機能があるので、家の天井や壁に使われます。また、消臭機能も備えています。その珪藻土を使ってバスマットにすると、お風呂で塗れた足を速攻で吸湿し、サラサラにしてくれるのです。
超スピードで吸湿できる秘密は、目に見えない無数の孔(あな)。この孔にサッと水が入っていってしまうのです。
部屋のニオイの原因は、ニオイの素が水溶性の分子にくっつくからです。吸湿機能によってニオイ分子も取り込むので消臭できるのです。取り込んだニオイはゆっくりとしたスピードで放出されるので、私達の鼻ではあまり気づくことはありません。
モイスバスマットとは?
珪藻土の後に出てきたのがモイスバスマットです。素材は消石灰、珪砂、バーミキュラと何だか小難しい名前のもの。要は、天然素材で人体に有害な物質を含んでいない「すごい土」ということです。モイスは肥料にも使えますし、実際に発芽・生育も可能です。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/ko4153/az-moissbathmat-ts1
バスマットとしての効果は珪藻土と同様で、超スピードで水分を吸収し速乾。お風呂場や洗面所の湿気を吸湿することで、カビや雑菌の繁殖を防ぐ、消臭効果等があります。同じく吸湿機能や消臭機能を利用して家屋や家具の素材に使われています。
このモイスバスマットが珪藻土を抜いたと言われるのは、珪藻土バスマットの特徴を持ちつつ、さらに足を乗せた時のサラサラ感や吸収力が上だと言われているからです。より使用感がよく、空間の調湿ができるわけですね。
2タイプのバスマットのメリットをまとめました
モイスと珪藻土を使ったバスマットのメリットをまとめてみました。
- 足の水分を即座に吸い取り、バスマット自体もすぐに乾く
- カビの繁殖が抑えられる
- 消臭・抗菌効果(アレルギーの発生を抑える)
- 手入れがほぼ不要。洗う必要がない
- 家族に水虫の人がいても感染しにくい
足の水分を即座に吸い取り、バスマット自体もすぐに乾く
家族が入れ替わりでお風呂に入る場合、コットンやマイクロファイバーのようなバスマットだと次の人は濡れてますよね。あまり気分がいいものではありません。それがないのです。10分~15分でマットの表面はカラカラに乾いているので、次の人も気持ちよくお風呂から出られます。
カビの繁殖が抑えられる
また、お風呂場も洗面所も湿気が多い場所なので、カビが繁殖しやすいですよね。それもモイスや珪藻土を使えば、繁殖を防ぐことができます。久しぶりにバスマットをめくったら「うっ!」というようなことも防げます。
消臭効果もあるので、トイレのマットに使ってもいいですね。ユニットバスでお風呂とトイレが一体化しているスペースでも最適だと思います。ただ、大きさが合うかだけは注意が必要です。
普通のバスマットは、カビだけではなく毛髪やホコリが付着し絡んでしまうことがありますよね。それも心配無用です。毛を使っていないので、そういったものが絡むことはありません。皮脂や小さなホコリが孔に入ることはありますが、水拭きするだけで落とせます。
手入れがほぼ不要。洗う必要がない
普通のバスマットは洗濯する必要がありますし、衛生上他の衣類とは一緒に洗いたくないもの。モイスや珪藻土はそもそも洗う必要がありません。汚れが付着した場合は、水拭きで結構きれいに拭き取れます。
家族に水虫の人がいても感染しにくい
水虫は、マットに足をこすりつけることで白癬菌が付着します。そして、マットの湿気と一緒に付着した角質を餌に繁殖します。でもモイスや珪藻土なら、足をこすりつける必要がないので、菌をばら撒きにくくなり、他の人も足をこすらないので感染しにくく、湿気が少ないため白癬菌が繁殖し難いのです。水虫の家庭内感染の抑制にも活躍しますね。
この1つが重要!モイスバスマットのメリット
上記だけでも充分にお風呂上りが快適になります。特に家族がいるご家庭では大活躍しますし、だからめちゃくちゃ売れていたんですね。
次にモイスバスマットが珪藻土に勝るメリットを1つ挙げます。このメリットが意外と好評のようです。珪藻土を超えたとか変わるとかはこのメリットをウリにしています。そのメリットとは、
足を置いた時にヌルっとするかサラサラかで満足度が違う。
個人によって感覚が異なるので、実は絶対とは言えないのですが、珪藻土はほんの少しヌルヌル感を感じる場合があります。モイスにはそれがないので、より快適に使用できるのです。つまり、速乾力がさらに高いと言われているんです。しかもその分価格が高くなるというわけでもありません。
モイスバスマットを使い始めた方は、お風呂に入るのが楽しみになるそうですよ。足の水気を吸い取るだけなのに、遊び感覚も味わえるんですね。
モイスや珪藻土バスマットのデメリット
さて、良いことばかりを書いてきましたが、モイスや珪藻土のバスマットにはデメリットもあります。そのデメリットと対処法を紹介しますね。
- 暫く使うと吸水力が落ちる
- 落とすと割れる
- 天日干しをするとひび割れたり反ったりする
- 耐久目安が2年
暫く使うと吸水力が落ちるのは、孔に皮脂や汚れが入り込むことで起こります。簡単なお手入れとしては、水拭きしてあげることで復活することがあります。また、週に1回は風の当たる場所に陰干ししてあげるといいです。それでも吸水力が戻らない場合は、目の細かいサンドペーパーや紙やすりを使うといいそうです。表面の汚れを落とすことで吸水力が復活するんですね。
落とすと割れるのは、モイスも珪藻土も鉱物(土)だからです。陰干しする時は、落とさないように注意しましょう。先の尖ったもので叩くのも避けましょうそんなことする機会があるかどうかですが・・・(^^)
天日干しをするとひび割れたり反ったりするのは、天然素材の鉱物だからです。土は直射日光の下でカラカラになるとひび割れますよね。天日干しは避けましょう。但し、商品によっては天日干し推奨のものもあります。(ソイルの珪藻土バスマットなど)干し方は商品をご確認下さい。
耐久目安は2年らしいです。5年使い続けている方もいるので、あくまで目安です。3千円くらいのものなら、1年で1500円。1日あたり4円ちょっとですね。それだけでバスマットが快適になるのなら安いものではないでしょうか。洗ったりする水道代や電気代、手間賃もないわけですしね。
最後にモイスでも珪藻土でも購入されるなら日本製がおすすめです!
日本製のモイスバスマット
■とにかく吸い取る!魔法のバスマット
サイズ:幅44×奥行29×厚み0.9cm
重量:約1.1kg
モイスの中でも価格の安さで大人気です。2016年9月時点で残念ながら売れ過ぎで即入荷できません。商品が届くまで1ケ月前後かかります。
■快適サラサラマット「くまモン」
サイズ:幅57.5×奥行42.5×厚み1cm
重量:約1kg
くまモンデザインです。小さなお子様がみえるご家庭や無機質なモイスバスマットは嫌な方におすすめです。
日本製の珪藻土バスマット
■soil(ソイル)珪藻土バスマット
サイズ:幅50×奥行30×厚み2.5cm
重量:5.8kg
■soil(ソイル)珪藻土バスマット スクエアサイズ
サイズ:幅36×奥行36×厚み2.5cm
重量:4.2kg
有名な珪藻土バスマットです。ネットでも情報が多く出ているので、使っている人が多いようですね。比較的高額な商品ですが、珪藻土バスマットでは楽天ランキングで上位に出てきます。
■みきゃんの足乾バスマット
サイズ:幅43×奥行29×厚み0.9cm
重量:約1.2kg
愛媛イメージキャラクターの「みきゃん」とのコラボ企画。実物を確認していませんが、外箱だけのような気がします。どちらかと言うと贈り物の方が喜ばれるかも。
おまけの紹介
モイスや珪藻土のバスマットを干す時や使わない時の保管場所に困っている方は、バスマットスタンドという商品もあるので参考にして下さい。厚みの制限があるのでご注意ください。
MANOA